同居の男性(54)を包丁で刺したとして、警視庁は東京都調布市入間町3丁目、無職荒井江津子容疑者(49)を傷害の疑いで現行犯逮捕し、29日発表した。荒井容疑者は「土地の売買をめぐって口論になり、刺した」などと容疑を認めているという。男性は約2時間後に死亡した。
調布署によると、逮捕容疑は自宅で28日午後9時半ごろ、同居している内縁の夫の古舘伸太郎さん(54)の左胸を包丁で刺してけがを負わせたというもの。荒井容疑者は約10分後、自ら119番通報し、「夫が自殺未遂をした」と告げていたという。
駆けつけた警察官らがリビングで倒れている古舘さんと近くに落ちていた包丁を発見。荒井容疑者に詳しく事情を聴いたところ、刺したことを認めたという。