愛知県岡崎市橋目町の住宅で、この家に住む会社員生田好男さん(53)が遺体で見つかった事件で、生田さんが殺害されたのは、仕事を終えて帰宅した8月30日夕方から翌31日朝までの間とみられることが、愛知県警への取材でわかった。
愛知の民家に遺体、目隠しされ刺し傷も 殺人事件で捜査
捜査1課によると、司法解剖の結果、死因は刃物で首の左側を切られたほか、右脇腹を複数回刺されたことによる失血死で、腹の傷は大動脈に達するほど深かった。身を守ろうと抵抗した際に出来たとみられる傷もあったという。
生田さんの遺体は1階居間で、普段着姿で手足を縛られるなどした状態で発見された。室内に遺体を引きずった跡はなく、血痕が遺体周辺に集中していたことから、県警は居間で殺害されたとみている。玄関や1階窓は施錠されていたが、生田さんのものとみられる玄関の鍵は自宅に残されていたという。