7日午前6時40分ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大箱崎キャンパスにある鉄筋3階建て校舎の1階から出火。研究室や両隣の部屋の一部など計約108平方メートルが焼け、焼け跡から1人の遺体が見つかった。福岡県警は、この研究室をよく使っていた元学生の40代の男性とみて調べている。
早朝の九州大で出火、焼死体見つかる 「爆発音して煙」
東署や福岡市消防局などによると、出火したのは法学系の研究室などが入る建物。火元とみられる研究室の窓は粘着テープで目張りされ、ドア部分の内側にはバリケードのようなものが設けられていた。室内には、ガソリンや灯油の容器、着火道具などがあったという。
九州大によると、箱崎キャンパスは9月末までに、伊都キャンパス(福岡市西区)への移転を終える予定という。