全国で展開されているラーメンチェーン「一蘭(いちらん)」で法定時間を超えて留学生を働かせたとして、出入国管理法違反(不法就労助長)などの疑いで書類送検された運営会社(福岡市)の男性社長(53)について、大阪地検は不起訴処分(起訴猶予)とし、発表した。労務担当の30代の女性についても同様の処分とした。地検は不起訴理由を明らかにしていない。
ラーメン「一蘭」社長ら書類送検 不法就労助長の疑い
相次ぐ不法就労事件、何が背景 「一蘭」社長ら書類送検
一方、大阪区検は法人としての同社については、同法違反罪で略式起訴した。いずれも8月14日付。