毎日放送(大阪市北区)の40代の男性社員が、今年夏ごろに同僚の女性を盗撮したとして、大阪府警が府迷惑防止条例違反の疑いで書類送検していたことが明らかになった。男性は番組宣伝を担当する部署の所属で、女性が盗撮に気づき、府警に被害届を提出。男性は自宅待機を命じられているという。府警や同社への取材でわかった。
また、同社によると、報道局に所属していた別の男性社員が、同僚の後輩女性にセクハラ行為をしたとして、3カ月の休職処分を受けていたこともわかった。男性は職場復帰したが、女性は退職したという。
同社では今春にも、男性局長が女性社員にセクハラ行為をしたとして出勤停止3日の処分を受けていた。同社は再発防止策として、全社員を対象としたセクハラ対策の講習会を6月以降に実施し、盗撮した男性社員も受講していたという。同社は「報道機関の社員としてあるまじき行為で、誠に遺憾」とのコメントを出した。