テニスの中国オープンに出場している大坂なおみ(日清食品)の中国語表記をめぐる懸案事項が2日、決着の運びになった。同日の記者会見でメディア側が2種類の漢字表記を示し、どちらが好きかを問われた大坂が「直美」を選んだ。
大会公式サイトは「なおみ」の音に近い中国語3文字を使った「娜奥米(ナアオメイ)」を採用。しかし、ひらがな名の場合、日本人に一般的な漢字を当てはめるケースも多く、中国メディアでは「娜奥米」と「直美」が混在。どちらが本当なのか議論を呼んでいた。
会見で「大坂直美」の中国語読み「ダーバン・ジーメイ」を聞いた本人は、「それ、格好いい」と気に入った様子。大会事務局からも確認を求められ、「中国語(読み)の方」と答えていた。(時事)