6日で83年の歴史に幕を下ろす築地市場。早朝の市場は、買い付けに来た客が足早に行き交う。歩き方はそれぞれだ。 築地 時代の台所 すし店「大塚高勢(たかせ)」の外山義晴さん(57)はいつもの仲卸を巡り、その日の極上の魚介を買い付けていく。 「高勢さん。助けてよ」。仲卸「伏万(ふしまん)支店」の金木浩さん(53)に声をかけられると、立ち止まり、ホッキ貝をつかんで選(よ)り始めた。 「旬のいいものがたくさんある… |
巨大マコ、目利きは一瞬で手放した 築地の常連の歩き方
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