愛知県弥富市の服部彰文市長(71)が、自身の女性問題を巡る週刊誌報道を受けて辞職する意向を固めた。市長が10日、報道陣の取材に対して明らかにした。11日に記者会見をして、正式に表明する。
服部市長は今月初め、写真週刊誌「フライデー」に妻とは別の女性と会っているところを写真とともに報じられていた。服部市長は取材に「不徳の致すところ。市民の声を考えれば、次に進むことはできない」と述べ、近く市議会議長に辞職願を提出する考えを明らかにした。
服部市長は総合スーパーユニーの社員を経て、2007年の市長選で初当選し、現在3期目。来年2月3日の任期満了に伴う市長選に4選を目指して立候補する意向を表明していたが、立候補は取りやめるという。
公職選挙法の規定では、市選挙管理委員会が議長から辞職の通知を受けた翌日から50日以内に市長選が実施される。