トランプ米大統領は9日、ニッキー・ヘイリー米国連大使(46)が今年限りで辞任すると発表した。後任については「やりたいという人がたくさんいる」と述べた。記者団にディナ・パウエル元大統領副補佐官(国家安全保障担当)のことを尋ねられると、「彼女は候補だ」と語った。
ヘイリー米国連大使が辞任へ トランプ氏が受け入れ
トランプ氏は9日にホワイトハウスでヘイリー氏と会談後に2人で会見し、「半年前、(ヘイリー氏から)少し休みたいと打ち明けられた」と語った。また、「我々は多くの問題を解決した。北朝鮮は当初、大きな問題だったが、今はうまくいっている」などと同氏の仕事を称賛した。
ヘイリー氏はインド系で、元サウスカロライナ州知事。2017年1月のトランプ政権の発足に伴い、閣僚級の国連大使に就いた。共和党内では数少ない非白人の女性政治家で、将来の有力な大統領候補と目されてきた。
ヘイリー氏は会見で、「育ててくれた国を導き、愛する国に奉仕できて、私は本当にラッキーガールだった」と述べ、「同じエネルギーと力を注げる人に交代する方が良いときもある」と語った。
また、今後の進路について、「…