プロ野球ドラフト会議で日本ハムから１位指名を受けた金足農高（秋田）の吉田輝星投手。記者会見での主な一問一答は次の通り。

特集：ドラフト会議2018

特集：ドラフト会議2018

――いまの心境は。

まず、日本ハムに入ること決まってうれしいです。

――日本ハムの印象は。

ドラフト１位の高校生が活躍しているので一緒に活躍したい。

――ここまでいろいろな思いがあったと思うが。

いろいろ、順位とかも考えたが、早く決まってほしい、早く今日が来てほしいと思った。

――外れからの指名でしたが。

入団できることに感謝したい。

――どんな投手になりたいか。

球界を代表する投手になって、日の丸を背負って戦える投手になりたい。（プロは）ホームランバッターが多くいるので、その人たちと勝負したい。

――笑顔がありませんが。

あまり実感がない。緊張しています。

――北海道の印象は。

秋田も雪は降るが、（北海道は）質の良い雪がたくさんあるので、また雪のある場所だなあと思う。

――決意は。

あの、いままでプロに入るにあたって、たくさんの人に支えられてきたので恩返ししたい。

――甲子園を含め、キレのいいストレートを見せてきたが、プロでは。

まだストレートが完成していないので、本当に納得できるストレートを身につけて変化球が生きるようにしたい。自分的には常時１５０キロを超える質のいいストレートを投げたい。

――秋田のファンへ。

自分の力だけでは勝てずに、応援の力で勝てたので恩返ししたい。まだ時間はあるので、さらに成長した姿でプロに入りたい。

――何キロをめざすか。

目標は１５５キロぐらい出せるようにしたい。

――ルーキーとしてどうアピールするのか。

高校時代と変わらずに強気な投球をして、全面的にアピールしたい。

――故郷を離れるのは寂しいか。

応援してくれた人、チームメート、クラスメートと離れるのはつらいです。ニュースなどで活躍した姿を見てもらって、応援してもらって、勇気や感動を与えられると思う。精いっぱいプレーする。

――名前がコールされたときには。

すごいほっとした思いが強かった。たくさん呼ばれている中で、自分の名前が呼ばれて安心した。うれしかった。

――栗山監督の印象は。

高校生を育てるのがうまいなあと。やさしい感じで育ててくれているなあと思う。会ってみたい選手は中田翔選手です。バッターとして嫌なボールなどを聞いてみたい。

――将来、根尾、藤原両選手と勝負があると思うが、どんな投球をしたいか。

甲子園では納得する抑え方ができなかったので、一回り成長して抑えたい。ストレートをしっかりと投げ込みたい。

――今後の秋田の高校野球界、後輩に臨むことは。

自分たちも東北初の優勝旗を目標にしてきた。自分たち以上の結果を残してほしい。

――残りの学校生活でやりたいことは。

まあ、ほとんどの人とは別々になるので、残りの学校生活をしっかりと楽しみたい。

――淡々と話をしているが、自信と不安と何％ずつだったのか。

本当に実感がわいていないですけど、５０％ずつでした。

――自信の源、不安の源は。

甲子園でしっかり勝てたことが自信になっている。不安は寮生活。私生活が初めてのことが多いのでしっかりできればいいなと思う。

――夏の甲子園であこがれの投手は楽天・則本投手と言っていたが。

しっかりと自分の全力を出せるように、見て学べる物は学びたい。（坂名信行）

ドラフト2018 12球団指名選手一覧（2018年10月25日20時28分更新）

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