プロ野球の新人選択(ドラフト)会議が25日、東京都内のホテルであり、今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会で活躍した3選手に、11球団の最初の1位指名が集中した。 特集:ドラフト会議2018 特集:ドラフト会議2018 史上初となる2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭では、投打の「二刀流」で大きな注目を集めた根尾昂(あきら)内野手に4球団が、俊足強打の左打者、藤原恭大(きょうた)外野手には3球団が競合した。抽選の結果、根尾選手は中日が、藤原選手はロッテが交渉権を獲得した。 8強入りした兵庫・報徳学園で遊撃手として高評価を受けていた小園海斗(こぞのかいと)内野手も4球団が指名し、広島が引き当てた。最初の入札がこの3選手以外だったのは西武だけで、日本体育大の松本航(わたる)投手を指名した。 全国準優勝の原動力となり、最速152キロを誇る秋田・金足(かなあし)農の吉田輝星(こうせい)投手は、日本ハムが外れ1位で単独指名に成功した。外れ1位では大学日本代表の主将を務めた立命大の辰己涼介外野手に4球団が競合、楽天が交渉権を得た。阪神は藤原、辰己両選手の抽選を外した末に、大阪ガスの近本光司外野手を、小園選手を外したオリックスは奈良・天理高の太田椋(りょう)内野手を1位指名した。ソフトバンクは小園、辰己両選手の抽選を外した後、東洋大の甲斐野央(ひろし)投手を1位指名した。 大阪桐蔭からは横川凱(かい)投手が巨人の4位で、柿木蓮(れん)投手が日本ハムの5位で指名を受けた。 ドラフト2018 12球団指名選手一覧(2018年10月25日20時42分更新) セ・リーグ パ・リーグ
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今夏の主役たちに1位指名集中 プロ野球ドラフト会議
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