プロ野球のドラフト(新人選択)会議はいよいよ、25日午後5時からスタート。甲子園をわかせたヒーローや大学・社会人で活躍した実力者、隠し玉の運命はいかに。指名が競合して抽選になったときの「くじ引き」も、悲喜こもごものドラマを生んできた。 動画もニュースもたっぷり! 「バーチャル高校野球」 日本ハムは抽選になれば、今年もこの人が壇上にやってくる。昨年は7球団が1位指名した清宮(東京・早稲田実高)の交渉権を引き当てた木田優夫GM補佐だ。 くじ引きで5連敗中だった栗山監督の「解任」を受け、大役が回ってきた。会議前日には親交のあるタレント、明石家さんまさんに、どちらの手でくじを引いたらいいかを相談したところ、「お前の右手、運ないやろ」と助言された。実際に利き腕の右ではなく左で引くと、見事に交渉権を引き当て、「黄金の左手」として話題となった。 昨年の実績を買われた木田GM補佐は、昨年にあやかって今年もさんまさんに「金言」を求めると、「右手でも左手でもなく、口で引け」との助言が……。交渉権の行方だけでなく、木田GM補佐の「黄金の口」にも注目だ。 くじに当たるかどうかは、ファンにしてみれば涙なしには語れない。昨年はオリックスが田嶋(JR東日本)の交渉権を獲得して、競合抽選の連敗を11でストップさせた。 一方、1位指名での最初の抽選で8連敗中なのがヤクルトだ。2015年は当時の真中監督が明大・高山(現阪神)の抽選で、外れたのに当たりくじを引いたと勘違いしてガッツポーズする一幕もあった。今年は根尾(大阪桐蔭高)を1位指名すると明言しており、抽選は必至だ。くじ引き役は昨年、清宮を外して連敗を8に伸ばした小川監督。今年こそ不名誉を止められるか、ファンも祈っている。 新監督らの「初仕事」もドラフト会議が多い。阪神の矢野、中日の与田、オリックスの西村の新監督3人も抽選になったら、くじを引く。再登板となった巨人の原監督も大役を引き受ける。 前日24日に60歳の誕生日を迎えた西武の辻監督は、還暦「最初」の大仕事になる。過去に菊池雄星、大石達也を引き当てた渡辺久信シニアディレクター(SD)の強運を受け継げるか。(笠井正基) ドラフト2018 12球団指名選手一覧(2018年10月25日20時35分更新) セ・リーグ パ・リーグ
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さんまの助言で「黄金の左手」 今年のドラフト抽選は?
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