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寝屋川中1男女殺害 被告が殺意否認、土下座して謝罪

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-11-1 20:53:14  点击:  切换到繁體中文

 

2015年8月に大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人を殺害したとして殺人罪に問われた山田浩二被告(48)に対する裁判員裁判が1日、大阪地裁(浅香竜太裁判長)で始まった。山田被告は土下座して謝罪した後、「殺すつもりはありませんでした」と起訴内容を否認した。弁護側は被害者2人について、それぞれ傷害致死罪と保護責任者遺棄致死罪の適用を求め、「被告は犯行当時、心神耗弱状態だった」とも主張した。


山田被告の起訴内容は、15年8月13日午後7時~同11時10分ごろ、寝屋川市の中学校に通っていた平田奈津美さん(当時13)の顔に粘着テープを巻き付けるなどして窒息死させ、同日、同級生の星野凌斗(りょうと)さん(同12)の首を何らかの方法で圧迫して窒息死させたというもの。争点は平田さんへの被告の殺意の有無、星野さんの死因と被告の殺意の有無などに絞られている。


検察側は冒頭陳述で、山田被告が15年8月13日午後9時ごろまでに星野さんを殺害し、大阪府柏原市の雑木林に遺棄したと指摘。午後10時半以降、自分の車で同府高槻市内の駐車場に移動して平田さんを別の車の下に入れ、刃物で切りつけてそのまま放置したと主張した。さらに当日、スマートフォンで「DNA鑑定、死体、あせ」などと事件の関与を示唆するネット検索をしていた、とした。


一方、弁護側は冒頭陳述で、被告は2人を商店街で見つけ、家出を心配して声をかけると「遊びに連れて行って」と車に乗ってきたと説明。車内で星野さんがたくさん汗をかいていることに気付き、平田さんの助言で睡眠導入剤を渡した後、亡くなったと主張した。平田さんはその後も「帰りたくない」と話していたが、大きな声を出したので口を押さえ、気付くと手が首にあったとして、いずれも殺意を否定した。


山田被告は平田さんについての死体遺棄容疑(嫌疑不十分で不起訴)での逮捕直後から黙秘を続けていた。物証や目撃証言も乏しく、事件の詳しい状況は明らかになっていない。12月19日の判決まで、計11回の公判が予定されている。(畑宗太郎)



〈寝屋川中1男女殺害事件の主な経緯〉


【2015年】


8月13日 大阪府高槻市の運送会社駐車場で平田奈津美さんの遺体が見つかる


8月21日 同府柏原市内の竹林で星野凌斗さんの遺体が見つかる。府警は平田さんの死体遺棄容疑で山田浩二被告を逮捕


9月12日 平田さんへの殺人容疑で府警が山田被告を再逮捕


10月2日 平田さんへの殺人罪で大阪地検が起訴、死体遺棄容疑は処分保留


12月1日 星野さんへの殺人容疑で府警が再逮捕


12月22日 星野さんへの殺人罪で地検が追起訴、平田さんの死体遺棄容疑は不起訴に


【2016年】


10月 公判前整理手続きが始まる


【2018年】


10月30日 公判前整理手続きが33回目で終了


11月1日 大阪地裁で初公判


12月19日 判決公判(予定)



 

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