アジアを中心に作家性の強い作品を集めた映画祭「第19回東京フィルメックス」(朝日新聞社など共催)が25日閉幕した。コンペティション部門の最優秀作品賞には、セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ監督の「アイカ(原題)」(ロシアなど)が選ばれた。審査員特別賞はペマツェテン監督の「轢(ひ)き殺された羊」(中国)、スペシャル・メンションは広瀬奈々子監督の「夜明け」(日本)、学生審査員賞はビー・ガン監督の「ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト(仮題)」(中国など)、観客賞は近浦啓監督の「コンプリシティ」(日本など)だった。