米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票について、沖縄県は来年2月24日に実施する方針を固めた。玉城デニー知事が近く発表する。9月の知事選で、辺野古移設反対を掲げる玉城氏が大勝したが、政府は工事を進めており、県民の意思を改めて示したい考えだ。
都道府県レベルでの住民投票は、1996年に沖縄県で米軍基地の整理・縮小などをテーマに実施されて以来。市民団体が9万筆を超える署名を集めて実施を求め、10月26日の県議会で関連条例が成立していた。
沖縄・宜野湾市長選、安倍政権支援の松川氏が初当選辺野古移設問う県民投票へ条例案提出 10月にも採決