東京地裁は27日、人気漫画の内容を勝手に「ネタバレ」投稿として公開した動画サイトを運営する米ユーチューブ社に対し、投稿者のIPアドレスなどの発信者情報を開示するよう命じる決定を出した。仮処分を申し立てていた発行元の小学館が28日、発表した。
小学館法務・契約室によると、決定の対象は週刊ビッグコミックスピリッツに連載中の「闇金ウシジマくん」の画像やセリフを無断で投稿していた六つのアカウント。ネタバレ投稿に対しては閲覧停止処分を求めることで対処してきたが、6アカウントはセリフをほぼ全文掲載するなど悪質性が高いため、発信者情報の開示を求めたという。
担当者は「漫画の著作権では画…