17日午前11時半ごろ、愛知県豊川市豊が丘町の集合住宅で、この家に住むアルバイトのマキモリ・クラウジア・マユミさん(40)が死亡しているのを長男が見つけ、近隣の住民を通じて110番通報した。県警は遺体の状況などから、マユミさんが殺害されたとみて、司法解剖して死因の特定を進める。
県警によると、マユミさんは40代の夫と長男の3人暮らしで、全員がブラジル国籍という。
同日午前、長男は起床後、マユミさんが頭や首から血を流し、ベッドでうつぶせに倒れているのを見つけた。遺体は服を着た状態で、腹から足付近まで布団が掛けられていた。捜査関係者によると、長男が同日早朝にマユミさんの話し声を聞いた、と説明しているという。
県警は、連絡が取れなくなっている夫が何らかの事情を知っているとみて、行方を追っている。
現場は、東名高速豊川インターチェンジ近くの住宅街。