日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)が有価証券報告書に役員報酬を過少記載したとして逮捕された事件で、側近の前代表取締役グレッグ・ケリー被告(62)=金融商品取引法違反の罪で起訴=の保釈の請求について、東京地裁が21日に判断を示さない見通しとなった。関係者によると、請求に対する判断は早くても25日以降とみられるという。
カルロス・ゴーン もたらした光と影
緊急特集「ゴーンショック 日産会長逮捕」
ケリー前代表取締役の弁護人が21日、地裁に保釈を請求していた。地裁が保釈を認め、保釈保証金が納付されれば、この日に保釈される可能性もあった。
ゴーン前会長とケリー前代表取…