大阪府富田林市の倉庫で大麻草を栽培したとして、近畿厚生局麻薬取締部と大阪府警は15日、この倉庫を含め数カ所を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)容疑で捜索し、男女5人を同容疑で逮捕した。
倉庫は同市内の小学校の付近に2カ所あり、大麻草が少なくとも計1千株以上栽培されていた。捜査当局は、大麻製造工場だった疑いがあるとみている。
逮捕されたのは、大阪府松原市の村上浩朗(ひろあき)容疑者(42)ら。5人の逮捕容疑は昨年10月~今年1月、富田林市の倉庫2カ所で営利目的で相当量の大麻を栽培したというもの。大麻草の成長を管理するため空調を設置したなどとして、男2人も同幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。同取締部は7人の認否を明らかにしていない。