18日午前10時半ごろ、名古屋市中村区の名古屋高速上り線で、パトカーに追跡されていた軽乗用車が、バスやパトカーなど計5台に接触する事故を起こし、そのまま逃走した。逃走車の運転手は別の車に乗り換えるなどし、さらに2件の事故を起こした。愛知県警は正午過ぎ、さらに事故を引き起こす危険性があるとして追跡を打ち切った。午後4時現在も、逃走した車は見つかっていないという。
県警によると、午前8時5分ごろ、愛知県清須市で、盗難の届けが出ていた乗用車と、その車と一緒に走る乗用車を発見。パトカーが停止を求めたが2台とも逃走したという。
パトカーは2台を追跡し、いったん見失ったが盗難車と一緒だった乗用車を発見。追跡を続けると、乗用車の運転手は清須市で軽乗用車に乗り換え、さらに愛知県北名古屋市でワゴン車を盗んで逃げたという。県警は最大でパトカーなど計63台を投入し追跡にあたった。