2時間ドラマを放送しているTBS系「月曜名作劇場」(月曜午後8時)が、3月で終了することになった。31日、同局関係者が取材に対し明らかにした。民放キー局の夜の番組から、2時間ドラマのレギュラー枠が消えることになる。
同局関係者によると、若年層への波及効果などを検討した結果、4月の番組改編に合わせて放送を終えることになった。2時間ドラマは事件などを主な題材として、長らく各局で盛んに放送されてきた。だが、2017年にテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」が終了するなど、近年は縮小傾向が続いていた。
TBSの社史によると、同局は1982年に「ザ・サスペンス」で2時間ドラマ枠を新設。その後「月曜ミステリー劇場」「月曜ゴールデン」などと名称を変えながら放送を続けてきた。(矢田萌)