千葉県野田市の自宅で小学4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、県警は14日、心愛さんに執拗(しつよう)に暴行を加え、骨折などを負わせたとする別の傷害容疑で父親の勇一郎容疑者(41)を再逮捕し、発表した。県警が発見した虐待の様子を記録した動画は、勇一郎容疑者が自ら撮影した疑いのあることが捜査関係者への取材でわかった。
特集「小さないのち」
発表によると、勇一郎容疑者は昨年12月30日~今年1月3日ごろ、自宅で心愛さんの両腕をつかんで体を引きずり、顔を浴室の床に打ち付け、胸や顔を圧迫するなどの暴行を加えて顔面打撲や胸の骨が折れるけがを負わせた疑いがある。打撲と骨折の痕は複数の箇所にあり、横になった心愛さんにひざでのる暴行もしていたという。
また、心愛さんが冬休み前日ま…