東京・霞が関の法務省庁舎などに生卵が投げ付けられる被害が12日以降、計7件確認されていたことが警視庁への取材でわかった。付近の防犯カメラには上下黒色の服を着た不審な人物が映っていたという。同庁は偽計業務妨害の疑いなどを視野に捜査している。
丸の内署によると、12日午後6時ごろ、東京都千代田区霞が関1丁目の合同庁舎の「東京家庭裁判所」などと刻まれた石碑に生卵が投げつけられた跡があるのを警備員が発見。15日と17日には、東京高裁と地裁が入る庁舎や法務省や最高検察庁が入る庁舎の出入り口付近などで同様の跡が見つかった。