愛知県は18日、同県愛西市の物流会社の倉庫の積み荷からヒアリ約30匹が見つかったと発表した。さらに、積み荷を運んできたコンテナ内でも2匹のアリが見つかったといい、確認を進めている。いずれも殺処分した。
県によると、積み荷を入れたコンテナはフランスから貨物船で運ばれ、シンガポールで別の船に積み替えられた後、今月8日に名古屋港飛島埠頭(ふとう)(飛島村)に入港。コンテナは陸路で愛西市に運ばれた。
積み荷は食料品で、倉庫の作業員が積み荷の包装の内側にヒアリがいるのを見つけた。働きアリで、定着、繁殖している可能性は低いという。