酒に酔って死亡したキャバクラ店の客の男性を路上に放置したとして、警視庁は21日、当時店長だった神谷健志容疑者(34)=東京都江戸川区北小岩5丁目=ら男2人を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。神谷容疑者は「路上に置いたことは間違いないが、亡くなっていたという認識はない」と述べているという。
捜査1課によると、逮捕容疑は2018年10月5日午前10時10分ごろ、江戸川区のJR小岩駅近くにある店の前の路上に、客の男性(当時44)の遺体を遺棄したというもの。司法解剖の結果、死因は急性アルコール中毒だった。男性は同日午前7時ごろから3軒目としてこの店を訪れて飲酒していたといい、同課は、午前10時ごろには店内で死亡していたとみている。神谷容疑者らが店内から路上まで運び出し、119番通報したという。