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稲葉監督がうなった広島流 6種のトス打撃で対応力養う

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-2-22 21:34:20  点击:  切换到繁體中文

 

担当球団以外のキャンプを見る機会は、ほぼない。広島の練習は「ずっとバットを振っている」と思っていたが、他よりも本当によく練習しているのかは正直わからなかった。そこに、客観的な見方を教えてくれる人が現れた。


12球団のキャンプを視察している日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督だ。6日に宮崎・日南のキャンプ地を訪れ「よく振りこんでいる。ぼーっとしている選手がいない。みんなが常に動いていて素晴らしい」と話した。


稲葉監督も仰天した広島の打撃練習は、野手が六つの班に分かれて、フリー打撃やバント練習に順番に取り組む。普段は7分交代だ。


例えば「棒振り」。約2メートルの棒を使うことで「腕だけで振ろうとしても無理。下半身を使って、体幹を意識しないと振れない」と迎(むかえ)祐一郎打撃コーチ。一塁ベンチ前では、トスで上げてもらった球を、狙った防球ネットへ運ぶ。バットコントロールを磨けるという。ほかにも内角高めの球への対応力を磨くものなどトス打撃練習だけで6種類。全てやることで、打撃に関する様々な力が養われる。これだけの数をこなすのは「振る量の貯金のため」と迎コーチは言う。


確かに3連覇した昨季も、打点がぶっちぎりの首位。それでも一歩間違えれば、数さえこなせばいいとの考えに陥ってしまわないのか。ドラフト6位の正随(しょうずい)優弥(亜大)は「漠然とやってはだめ。目的意識を持ってやっています」。練習に集中することで、数への意識は消えるらしい。広島は今年も強そうだ。(藤田絢子)



 

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