大型トレーラーを追い越し車線に停車させ、後続車が追突する死亡事故を誘発したとして、大阪府警はトレーラーの男性運転手(44)=奈良県橿原市=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑などで書類送検したことがわかった。送検は2月21日付。
和泉署によると、男性は昨年10月17日早朝、大阪府和泉市の国道170号で、片側2車線の追い越し車線側にトレーラーを停車。後続のトラックを追突させ、男性運転手(49)を死亡させる事故を引き起こした疑いがある。書類送検された男性は「仮眠していた」と説明したという。
一方、同署は死亡した男性運転手についても、前方への注意を怠ったとして、容疑者死亡のまま道路交通法違反(安全運転義務違反)容疑で書類送検している。