仏ルノーのボロレ最高経営責任者(CEO)は5日、ジュネーブ国際自動車ショーで朝日新聞などのインタビューに応じた。日産自動車と三菱自動車との関係について「さらなるアライアンス(提携)、よりよい提携、さらに早い提携が必要だ」と述べ、3社の相乗効果が早く出るよう関係を強める方針を示した。
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ボロレ氏は「(提携を伸ばす)新しい機会がある」と述べ、関係を強める考えを強調。現在はルノーのフランスの工場で日産車を生産するが、将来は英国の日産の工場でルノー車を生産する可能性も「ありえるかもしれない」と述べた。
3社連合は2022年までの中期経営計画で、電気自動車やハイブリッド車など電動車の技術共有を加速する方針。今回のショーでルノーが発表した新型小型車「クリオ」も共同開発した最新の車台を使う。
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