格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは7日、50代の男性副操縦士が乗務前の検査でいったんアルコールが検出されたにもかかわらず、6日の中部空港と台北を往復する便に乗務していたと発表した。
同社では現在、吹きかけ式の簡易な検知器で少しでもアルコールが出た場合の乗務を禁止している。この検査はパスしたが、試験運用中のストロー式の精密な検知器での検査で呼気1リットルあたり0・11ミリグラムのアルコールが検出された。
同社では8日からストロー式に変更する予定だったといい「試験運用中であれ、乗務させるべきではなかった」としている。前日の飲酒状況を調べているという。