東京都荒川区で10日にあった社交ダンスのイベントで、参加者の男女7人が体調不良を訴え、検査の結果、全員の尿から大麻の成分が検出されたことが、警視庁への取材でわかった。7人は同じチョコレートを食べたといい、鑑定して原因を調べている。
荒川署によると、10日午後3時ごろ、荒川区東日暮里5丁目の区営施設であった社交ダンスのイベントで、参加していた50~80代の男女7人がめまいや手足のしびれなどを訴え、病院に搬送された。いずれも命に別条はなかったが、尿検査の結果、大麻の成分が検出されたという。
イベントには約150人が参加。7人は「チョコレートを食べた」と話しており、署はチョコレートに大麻の成分が含まれていた可能性があるとみている。イベント関係者によると、チョコレートは主催者が用意したものではないという。