東京都台東区のホテルで先月30日午後、台湾籍の男性が死亡しているのが見つかった。捜査関係者によると、司法解剖の結果、体内から覚醒剤のようなものが入った小袋約50個が見つかった。薬物中毒死の疑いがあり、小袋が破れるなどして中毒に陥った可能性があるという。警視庁が詳しい鑑定を進めるとともに、男性が違法薬物の密輸に関わっていた可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、同じホテルの別の部屋に、別の台湾籍の男性2人が宿泊していたが、行方がわからなくなっているという。警視庁は、死亡した男性と何らかの関係があるとみて捜査している。