ゴーン前会長は3月6日、最初の逮捕から108日目に東京拘置所から保釈された。保釈後は保釈条件で定められた東京都内の住居に滞在。住居の出入り口には監視カメラが設置され、メールや事件関係者との接触を禁じられた。
カルロス・ゴーン もたらした光と影
ゴーン前会長は保釈後早々に記者会見を開く意向を示し、日中の多くの時間を弘中惇一郎弁護士の事務所で過ごしていた。パソコンの使用を事務所内に限られていたため、弁護団と協議をしながら、会見に向けた準備を進めていたとみられる。3月12日に開かれた日産の取締役会への出席も希望したが、東京地裁が出席を認めなかった。
逮捕前日の今月3日には、新たに開設したツイッターで、「真実をお話しする準備をしています。4月11日木曜日に記者会見をします」と発信。準備してきた会見の日程を定めた矢先の再逮捕となった。