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枝野氏「道路作るのに忖度なんて昭和」塚田氏の辞意受け

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-4-6 10:12:40  点击:  切换到繁體中文

 

道路事業の調査をめぐり、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相の意向を「忖度(そんたく)した」と発言した塚田一郎国土交通副大臣が5日、辞表を提出した。野党は、国直轄の調査に引き上げた経緯について真相解明を目指すと同時に、更迭を否定してきた首相に批判の矛先を向ける。統一地方選や参院選への影響を懸念する与党からも、発言を批判する声が出た。


立憲民主党・枝野幸男代表


今時、道路を作るのに忖度(そんたく)だなんてそれこそ「昭和」だ。いつの時代の話かと思った。(発言した塚田氏は)お辞めになったみたいだが、遅い。そんな政治では困るし、実は大きなところで(安倍政権は)いろいろ間違っているんです。(福岡県久留米市での演説で)


自民党・甘利明選挙対策委員長


(参院選新潟選挙区で改選を迎える塚田氏の差し替えについては)ありません。彼は生真面目な性格で、ウケを狙うような軽率な行動に出てしまった。言ってよい言葉と言ってはいけない言葉がある。事実からはみ出した話は、いかに笑いを誘ったとしても絶対に発言してはいけない。誠心誠意、自身の政治姿勢を訴えて、失点を取り返してもらいたい。(都内で記者団に)


岩屋毅防衛相


本人は少し会場を盛り上げたい気持ちで言ったんだと思うが、いやしくも国交副大臣。所管する省庁の副大臣としては極めて不適切な発言だった。同じところ(自民党派閥)で勉強する同志でもあるので、反省してさらに精進していただきたい。


(安倍政権は)まずは(本人の)判断を見守るということだったと思うが、国会その他の反応が思いのほか厳しかったということで、本人がこれ以上迷惑はかけられないと判断されたんだろう。(記者会見で)


国民民主党・玉木雄一郎代表


(辞任は)遅きに失した。安倍総理がかばったから辞めにくくなった、あるいは自民党・政府としても辞任を促しにくかったのではないか。かばった総理の責任も厳しく問われるべきだ。安倍政権が長期化することで、いわゆる権力のおごり、緩み、こういったものが出てきて権力の私物化、税金の私物化がこれに限らず全国に蔓延(まんえん)しているのではないか。総点検していく必要がある。後半国会では各委員会で厳しく追及していきたい。単なる辞任で幕引きでなく、予算委員会を開いて集中審議を行うべきだ。(国会内で記者団に)


社民・又市征治党首


塚田氏の発言は選挙向けのリップサービスでは済まされない。応援する候補者の選挙を有利にするための露骨な利益誘導発言だ。首相らの意向を忖度(そんたく)して、本当に便宜を図ったのなら、政治の私物化の極致だ。辞任は統一地方選や衆院補選への影響を考えてしっぽ切りを図ろうとしたのだろうが、塚田氏を最後までかばい続けた首相の任命責任は残る。幕引きを許さず、道路整備の問題点の追及や忖度発言の真相究明を図るとともに、首相の任命責任をただしていく。(談話で)


共産党・志位和夫委員長


塚田氏の発言が大問題になっている。とんでもないじゃないですか。国政の私物化、利益誘導の見本のような話じゃないですか。辞めて済む話ではありません。安倍首相、麻生副総理、忖度(そんたく)。この三つの文字が並ぶと、思い出しませんか。森友疑惑と同じじゃないですか。安倍政権の、まさに体質を表していると思います。真相の徹底究明をしてまいります。(新潟県長岡市での演説で)


公明党・高木陽介国会対策委員長


今回の発言で辞任することは当然だと思う。大変遺憾だし、二度とこういうことがないように徹底してもらいたい。政治家、特に政府の要職にある人が事実と違うことを公の場で話したということは、(統一地方選や参院選の結果に)少なからず影響はあるかもしれない。(国会内で記者団に)



 

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