8日午後11時45分ごろ、神奈川県厚木市愛甲の会社員男性(51)方の木造2階建て住宅から出火。約1時間後に消し止められたが、2階の一部が焼け、消火をしようとした男性が煙を吸い、救急搬送された。厚木署によると、男性は「アライグマが家に入り込んだ。うるさいので、火を使って追い出そうとした」と話しているという。署が詳しい出火原因を調べている。
厚木市によると、2018年度はアライグマの目撃などの相談や連絡が約10件市に寄せられたという。市は捕獲許可の申請を受け付け、わなを貸し出すなどしている。市の担当者は「家の中で物音や鳴き声がする場合、アライグマやハクビシンということも考えられる。気づいたときは相談して下さい」と話している。
(資料画像=2017年11月に北海道稚内市で撮影されたアライグマ)