14日午前11時10分ごろ、東京発博多行きの山陽新幹線「のぞみ17号」で、乗客の男が非常用ドアコックを使ってドアを開け、線路に飛び降りた。
JR西日本によると、新幹線が新大阪駅から新神戸駅へ向かった約5分後に、9号車のデッキにある非常用ドアコックのカバーが開いた表示が運転台に出たため、緊急停止した。その後、男がドアを開けて飛び降りたという。
新幹線は新大阪―岡山間で運転を見合わせたが、男は確保され、約45分後に再開した。男は会話はできる状態で、新神戸駅で警察に引き渡されたという。兵庫県警によると、男は50代で、県警は新幹線特例法違反容疑で調べている。