2020年の米大統領選に向け、インディアナ州サウスベンドのピート・ブダジェッジ市長(37)が14日、立候補を正式表明した。民主党候補者の座を争う。人口10万人の市の市長で全国的には全く無名だったが、全米中継されたテレビ対話集会を機に評価が急上昇。先頭集団に食い込む勢いを見せている。
米大統領選には州知事経験者が名乗りを上げるケースは多いが、中規模市の市長が本格候補として扱われるのは異例。ブダジェッジ氏は民主党の指名を争う候補者の中で最若手の一人で、1980年前後から90年代にかけて生まれた「ミレニアル世代」。同性婚をしていることでも知られる。
ブダジェッジ氏は地元サウスベ…