スリランカの連続爆破テロ事件で、過激派組織「イスラム国」(IS)系のアマク通信は23日、事件の実行犯らがISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者に忠誠を誓う動画を公開した。スリランカ政府は事件に国際テロ組織の支援があったとみており、動画の内容が事実であれば、ISに感化された勢力の浸透を示すものになる。
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動画は1分弱で、撮影日時は不明。話しているのは、今回のテロに関与したと当局が断定したイスラム過激派組織ナショナル・タウヒード・ジャマート(NTJ)のリーダーとされる宗教家ザハラン・ハシム氏の可能性がある。この男を取り囲むように、覆面姿のほかの男たちが手を重ね合わせ、バグダディ容疑者を預言者ムハンマドの後継者を意味する「カリフ」と表現。「我々は困難な時も良い時も耳を傾け従うために、すべてのイスラム教徒のカリフであるバグダディ師に忠誠を誓う」と述べ、最後に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と繰り返している。背後の壁にはISのものとみられる黒い旗もある。
ISはこの動画の公開前にも、…