大学研究室のパソコンに塩水をかけて壊したとして、福岡県警は25日、理化学研究所職員で仏国籍の男(33)を電子計算機損壊等業務妨害と器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
西署によると、男は3月31日午前9時~11時10分ごろ、福岡市西区の九州大学伊都キャンパスで、研究室のパソコン7台に塩水をかけて壊すなどした疑い。被害総額は146万円にのぼるという。
男は同じ研究室の女性研究員へのセクハラ疑惑をかけられていたといい、「先生が守ってくれなかったのが苦痛でやりました」と供述しているという。