26日午後5時20分ごろ、宮崎県串間市西方で、市内の女子中学生(14)が送電鉄塔から約30メートル下の地面に転落、病院に運ばれたが死亡が確認された。高さ38メートルの鉄塔に登る途中に高圧線の電撃で感電死したとみられ、県警は事故と自殺の両面で調べている。
串間署によると、女子生徒は同級生と2人で学校から帰宅途中、「鉄塔に登る」という趣旨の話をしていた。同級生は女子生徒と別れた後、気になって様子を見に戻っている時に女子生徒が鉄塔から落ちるのを目撃した。鉄塔の周囲には高さ2メートルのフェンスがあり、その上には有刺鉄線も張り巡らされていた。