東京都内で今年1~2月、「アポ電」と呼ばれる不審な電話の後に高齢者宅に相次いで強盗が押し入った事件で、渋谷区の事件に関与したとして、警視庁は小松園竜飛(27)、須江拓貴(22)両容疑者=強盗致死などの罪で起訴=と別の男(33)=窃盗罪で起訴=の3人を22日にも強盗などの疑いで再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。
3人は2月1日朝、渋谷区笹塚2丁目の民家で、80代夫と70代妻を縛って口を粘着テープでふさぎ、400万円などを奪った疑いが持たれている。呼び鈴を鳴らして「警察です。ネコが死んでいます」と告げ、玄関を開けさせたという。夫婦は2人暮らしで、事件前、息子を装った男から「仕事でトラブルになった」と電話があり、自宅に現金があるか尋ねられていた。
小松園、須江両容疑者は同月、…