川崎市多摩区の路上で登校中の児童らが襲われ、2人が死亡、17人が重軽傷を負った事件で、刃物を使い襲撃したとされる岩崎隆一容疑者(51)の自宅から、刃物の空き箱4個が見つかっていたことが神奈川県警への取材でわかった。また事件の際に岩崎容疑者が両手に手袋をはめていたことも判明。県警は、岩崎容疑者が周到に襲撃を準備したとみて捜査を進めている。
県警は29日、岩崎容疑者の自宅を殺人容疑で捜索。岩崎容疑者の自室の押し入れから、包丁が入っていたとみられる箱が4個見つかった。県警は店舗で購入したとみている。
岩崎容疑者は刃渡り約30センチの柳刃包丁2本を両手に持って児童らを襲ったとされ、現場に残された岩崎容疑者のものとみられるリュックサックからはワイシャツに包まれた刃渡り約25センチと約20センチの包丁2本が見つかっている。包丁4本はいずれも岩崎容疑者と同居する親族のものではないという。
また、県警が事件現場近くに設…