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ツイート裁判官めぐり意見百出 訴追猶予なら49年ぶり

ツイッターの投稿内容をめぐって最高裁から戒告処分を受けた岡口基一裁判官(53)=現・仙台高裁=について、国会の裁判官訴追委員会から調査を付託された小委員会は17日、議論を終えた。関係者によると、各委員が意見を述べた結果、「訴追猶予に相当する」が最も多かった。25日に訴追委を開いて議決する予定で、訴追となれば7年ぶり10人目、訴追猶予ならば49年ぶり8人目となる。


国会の裁判官訴追委、ツイート裁判官を異例の本人聴取


ツイッター投稿の裁判官に出頭要請 国会の訴追委


裁判官弾劾(だんがい)法は罷免(ひめん、免職)条件として「裁判官の威信を著しく失う非行」などを規定している。20人の国会議員から構成される訴追委は、こうした事実があると認定すれば国会の裁判官弾劾裁判所へ「訴追」(起訴)することができる。


「事実はあるが反省している」といった情状を考慮して訴追を見送る場合は「訴追猶予」、事実がないとみなせば「不訴追」を選ぶ。訴追と訴追猶予には3分の2以上の賛成が要る。裁判官の任期は憲法で10年と定められており、訴追猶予になった場合も、再任に影響を与える可能性がある。


調査を担当したのは「庶務・調…


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