児童ポルノの静止画像を国内サーバー上に保管したとして、埼玉県警は18日、東京都江東区東砂3丁目、無職高橋智之容疑者(50)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的保管)の疑いで逮捕した、と発表した。高橋容疑者は「3年間で5千万円の売り上げがあった」と説明し、「少しでも多く稼ぎたかった」と容疑を認めているという。
県警によると、逮捕容疑は2018年11~12月、大津市内の運営会社が設置しているサーバーに、児童ポルノの静止画像3点を送信し保管した、というもの。高橋容疑者は海外サイトに児童ポルノ動画を出品、販売しており、この3点は動画のサンプルとしてアップしていたという。
海外サイトでは動画が1本500~1200円で販売されており、出品者がその半額を得る仕組みだったとされる。県警は昨年12月、サイバーパトロールでこの海外サイトなどを見つけ、6月17日夜に逮捕した。