ミナト・神戸のシンボルとして知られる神戸ポートタワー(神戸市中央区)に「ジュニア」が誕生した、と話題だ。実は、神戸ハーバーランドを発着する遊覧船「コンチェルト」の進入時の目印として作られたもの。本物を背景に「親子タワー」のように撮影できるスポットになっている。
波止場にたたずむ高さ約1・3メートルのタワー。愛称は「ポートタワーJr(ジュニア)」だ。1963年開業で高さ108メートルの神戸ポートタワーに比べると圧倒的に小さいが、独特の鼓(つづみ)形の造形や、赤と白の色みがつぶさに再現されている。日没後はライトもつき、赤くライトアップされた本物と並ぶと、一層趣深い。
本物のタワーとの違いは、塔頂部の文字が船名の「CONCERTO(コンチェルト)」になっているところぐらい(本物は「PORT OF KOBE」)。SNS上にはこの「親子タワー」の写真が数多く掲載されている。
「ジュニア」は木材やプラスチ…