大阪府吹田市で男性巡査が刺されて拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)とみられる男が事件後、現場から北へ約4・5キロ離れた駅の改札付近の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。府警は、飯森容疑者が拳銃を持ったまま電車で北上したとみて詳しい足取りを調べる。
捜査関係者によると、この男が映っていたのは阪急千里線北千里駅の防犯カメラ。分析すると、南へ3駅目の千里山駅前にある交番駐車場で古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(26)が拳銃を奪われてから約2時間半後の16日午前8時すぎ、改札付近を歩いていたという。
吹田署捜査本部によると、同9…