(15日、高校野球栃木大会 今市5―0小山南)
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今市の鈴木一成投手(3年)は最後の打者を空振り三振に仕留め、おたけびを上げた。公式戦初完封。チームの5年ぶりの夏一勝も付いてきた。
春の県大会予選で作新学院戦に先発。33―0で大敗した。しばらく引きずったが、6月からメガネをかけて投げると制球が安定した。「裸眼だとサインが全然見えなかったんです」
この日、自己最速の134キロを記録。2安打に抑えた。「継投のチームなのですが、今日は交代のタイミングがありませんでした」と柴田清光監督もうれしい悲鳴。鈴木一投手は喜びをにじませつつ「ただストライクゾーンに投げていくだけです」と語っていた。(平賀拓史)