何でも買うか?商品研究か? 2000年代生まれの意外な消費観——贯通日本资讯频道
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何でも買うか?商品研究か? 2000年代生まれの意外な消費観



ブランドのスニーカーを10数足持っている文さん(14)は、最新のナイキのバスケットシューズ「エアジョーダン」を手に入れた時、微信(WeChat)の公式アカウントで4千字近くある長い文章を発信した。この文章を読んで、文さんの両親を含む多くの人は文さんをこれまでと違った目で見るようになった。


文さんの母親の劉さんは、「息子の書いた文章を読んで、スニーカーが好きなのは単にトレンドを追いかけているのではなくて、スニーカーの研究のようなものだとわかった。友だちには『シューズの神』と呼ばれていて、靴を買う前に息子に相談する子も多い」と話した。


00後を取材する中でわかったのは、彼らが「神と呼ばれる」のを好むということだ。ちょっとやそっとでは「神」にはなれない。文さんのように、自分の好きな分野を掘り下げて研究を積み重ね、周りの人から信頼と尊敬を勝ち取らなければ「神」にはなれない。前出の■さんは手帳が大好きなので、手帳用のテープ類を非常によく研究して、友だちに「テープの神」と呼ばれている。別の中三の女子は漢服(漢民族の伝統衣装)が好きで、漢服のいろいろなタイプに詳しいだけでなく、質問してきた友だちに「似合うタイプの漢服」をアドバイスするなどして、同じクラスの女子から「漢服の神」と目されている。ずばり「服の神」などと呼ぶ人もいる。


お金を使う時は実用性重視 中高生の消費はそれほど「突飛」ではない


中高生の消費を詳しくみていくと、「一気にレベルアップする」傾向がある。それでは「駆け出し」から「神になる」まで、どれくらいお金を使うのだろうか。


最初に一定の「学費」を払う必要があることは確かだ。


文さんは以前、「見た目がよい」、「よく売れている」、「履き心地がよさそう」というだけの理由で、有名ブランドのエアクッション入りスニーカーを買った。ところが学校のクロスカントリーランニングに参加した時、固い小枝か何かを踏んづけて底に穴が空いてしまい、使い物にならなくなった。


幸い、文さんは「学費」をそれほど支払わなくて済んだ。この「人生で一番後悔した消費」が、文さんのスニーカー研究への興味と闘志をかき立てた。文さんは、「靴を買う時も理性的でなければならない。私たちの年代はまだ給料をもらっていないので、靴を買うお金は親に出してもらうことになる。いい靴を見つけたら、まず研究する。研究してやっぱりいいと思ったら、次は価格が適切かどうか、両親がいいと言ってくれるかどうか考えなければならない。1千元あればほかのことに使ってもいいのに、何も靴を買う必要はないじゃないのと考える時もある」と述べた。


研究には理性が必要だ。研究することで行動はより理性的になる。




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