中国移動(チャイナ・モバイル)チョモランマ(エベレスト)6500メートル前進キャンプの5G基地局2基及びすべてのスポットが正式に整備された。5G電波がチョモランマ頂上をカバーするようになった。中国の5G基地局建設が再び一里塚を迎えた。1000万人以上のネットユーザーが自宅でチョモランマの5Gライブ配信を観賞し、「クラウド登頂」を体験している。
3月末現在の全国の設置済み5G基地局は19万8000基で、プラン加入者は5000万人以上。5G基地局の建設が加速中だ。5G基地局はすでに中国の多くのランドマーク的建物をカバーしている。八達嶺長城、故宮、曲阜の「三孔」(孔府、孔廟、孔林)、蘇州園林などで5Gネットワークが利用可能になっている。複数の都市の地下鉄でも5Gを利用可能だ。
全国各地で現在、5G基地局が急ピッチで進められている。世界初の5G独立ネットワーク構築共有基地局がこのほど開通し、広東省や福建省などでの事業展開を初めて実現した。浙江省は全国初の「5G+スマート街灯充電スポット」を打ち出した。スマート照明、5G通信、自動車充電、監視カメラ、情報インタラクションを一体化させ、都市の詳細な管理にサポートを提供している。中国移動上海公司は上海の閔行区浦江鎮で、世界初の32T高伝送速度設備を採用した5Gスポットを設置した。
工業・情報化部(省)情報通信発展司の聞庫司長は「年内に5G基地局を50万基建設する目標の達成は問題ない。5Gはデジタル経済の重要エンジンで、IoE(インターネットで全てのものをつなぐこと)を実現するカギとなる新型インフラだ。投資の安定、消費の促進、高度化のサポートなどの面で重要な役割を果たす」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年5月9日