第127回中国輸出入商品交易会(広交会)が6月24日に「クラウド端末上で」閉幕した。広交会の報道官を務める中国対外貿易センターの徐兵副センター長は、「今回の広交会プラットフォームは安定的に運営され、中国内外の企業約2万6千社が画像・テキスト、動画、3Dなどさまざまなスタイルでたくさんの展示品をアップし、新製品とスマート製品が前回に続いて増加した。クラウド端末に上げられた逸品ぞろいの展示品を見ようと、世界中のバイヤーたちが『つめかけた』」と説明した。人民日報が伝えた。
広交会の10日間のオンラインでの会期中に、バイヤーによる「クラウドプロモーションイベント」が24回行われ、貿易の契約のクラウド調印式5回も集中的に行われた。徐氏は、「第127回広交会のオンライン開催は、期待通りの成果を上げた。今回は世界217ヶ国・地域のバイヤーが登録・視察し、バイヤーの地域分布は過去最大を記録し、多様化とグローバル化の方向を維持し、国際市場の配置の最適化を引き続きバックアップした」と述べた。
オンラインでの広交会が閉幕しても、広交会オンライン展示ホールでは引き続き展示品と関連情報を見ることができ、「クラウド広交会」は終わらない。第128回広交会は今年10月中旬から下旬の間に開催される予定で、具体的な開催形式はその頃の世界の新型コロナウイルス感染症の状況および中国国内の予防・抑制の要求を踏まえて確定するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年6月26日