第3回中央新疆維吾爾(ウイグル)自治区政策座談会が9月25日から26日にかけて北京で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は会議に出席し、重要談話を発表した。習総書記は、「現在と今後しばらくの期間、新疆に関する取り組みをしっかりと行い、新時代における党の新疆政策を完全かつ正しく徹底し、新疆に関する取り組みの総目標をしっかりとつかみ、法に基づいて新疆を治め、団結して新疆を安定させ、文化で新疆を潤し、人々を豊かにすることで新疆を振興し、長期的に新疆建設を行い、ガバナンス体系とガバナンス能力の現代化の推進を保障とし、長期的施策を多く策定し、根本を固める施策を多く行い、団結し調和が取れ、繁栄し豊かで、文明が進歩し、落ち着いて暮らし、愉快に働くことができ、そして生態環境の良い新時代における中国の特色ある社会主義の新疆を築くよう努力するべきだ」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は、「新疆の社会大局を引き続き長期的に安定させるには、全面的に法に基づく国家統治の要求を新疆に関する取り組みの各分野まで落とし込む必要がある」と指摘。
さらに、「発展は新疆の長期的社会安定の重要な基盤だ。新疆の地理的優位性を発揮させ、シルクロード経済ベルト核心エリア建設の推進をエンジンとして、新疆自身の地域性開放戦略を西への開放という国の全体配置に組み込み、対外開放のツールを豊富にし、対外開放のレベルを引き上げ、開放型経済体制を革新し、内陸部開放と辺境部開放における重要なポジションを作り上げていくべきだ。また、新型コロナウイルス対策と経済・社会の発展を統一的に計画し、『六つの安定』にしっかりと取り組み、『六つの保障』任務を実行し、貧困脱却の難関攻略と雇用促進という2つの大仕事に粘り強く取り組む必要がある」と指摘した。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年9月27日